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首都圏既存マンション価格が11ヵ月連続の上昇しました

  • 合同会社ヴァンノライフ
  • 7月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月27日

(株)東京カンテイは24日、2025年6月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表しました。


 首都圏は5,851万円(前月比3.0%上昇)と11ヵ月連続で上昇しました。都県別では東京都が8,826万円(同2.6%上昇)と14ヵ月連続の上昇となりました。神奈川県は4,015万円(同2.0%上昇)となり、集計開始以来初の4,000万円台に達しました。埼玉県は3,013万円(同1.8%上昇)、千葉県は2,816万円(同0.9%上昇)といずれも上昇しました。


 近畿圏は主要エリアが揃って強含んだために、3,128万円(同1.9%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇しました。4月に記録した直近のピーク(3,100万円)を再び上回りました。大阪府は、築浅事例の増加も相まって、3,600万円(同2.5%上昇)となり、24年末からは上昇基調を維持し続けています。兵庫県は2,484万円(同0.9%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇しましたが、4月の水準(2,499万円)には届きませんでした。


 中部圏は2,333万円(同0.2%上昇)、愛知県は2,454万円(同0.4%下落)となり、それぞれ異なる動きを見せる結果となりました。


 主要エリアの動向を見ると、首都圏では東京23区が1億333万円(同2.4%上昇)と14ヵ月連続で上昇しました。都心6区は1億6,415万円(同0.5%上昇)と29ヵ月連続で上昇し続けています。城南・城西6区は8,623万円(同1.7%上昇)、城北・城東11区は6,703万円(同2.0%上昇)。しかしながら、都心部に限っては24年秋以降に在庫が増加し価格改定の動きも広がっていることから、価格上昇トレンドにブレーキが掛かり始めています。


 そして近畿圏は、大阪市中心6区が8,007万円(同2.8%上昇)と18ヵ月連続で上昇、名古屋市中心3区は3,927万円(同0.7%下落)となりました。


 ここからは私見になります。


 前の記事でもお話しましたが、物件や人件費の高騰で新築マンションの価格が上昇、結果中古マンションの需要が高まり、価格が上昇し続けています。ただ都心部については、在庫が増えた結果、価格上昇が緩やかになっているようです。しかしそれでも、かなりの高額となっているため、購入するためにはしっかりと計画を立てて進める必要がありそうです。


 弊社では、ファイナンシャルプランナーの知見を活かしご自宅購入の計画作成もお手伝いさせていただいております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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