2025年9月の住宅ローン金利の傾向について
- 合同会社ヴァンノライフ
- 9月13日
- 読了時間: 3分
2025年9月の住宅ローン金利動向はについてお知らせします。対象銀行は以下の通りです。
(本金利動向は、一般財団法人住宅金融普及協会の調べを元に弊社にて情報を独自集計しております。)
<対象銀行>
みすほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
PayPay銀行
ソニー銀行
楽天銀行
住信SBIネット銀行
auじぶん銀行
SBI新生銀行
※今月から一般財団法人住宅金融普及協会提供の情報の開示方法が変更になっているため、本情報もそれに合わせて情報提供方法を変更しております。
概況としては、変動、固定3年、5年、10年の基準金利は、不安定感もあり上昇、下落、各行によって異なる状況が発生しております。
これから住宅ローンを利用してご自宅のご購入を検討されているお客様につきましては、金利動向を注視いただきご判断いただければと思います。
●各行の住宅ローンの標準金利は前月比で以下の傾向が見られました。
変動:基準金利・下限の適用金利は、変動なしから0.204%の下落
(下限の適用金利幅は、0.525%~0.993%)
3年固定:基準金利・下限の適用金利は、0.180%の上昇から0.37%の下落
(下限の適用金利幅は、1.360%~2.350%)
5年固定:基準金利・下限の適用金利は、0.230%の上昇から0.410%の下落
(下限の適用金利幅は、1.460%~2.015%)
(三菱UFJ銀行は、優遇金利を差し引いた適用金利の情報なし。)
10年固定:基準金利・下限の適用金利は、0.180%の上昇から0.355%の下落
(下限の適用金利幅は、1.620%~2.355%)
以上2025年9月については、各行の住宅ローンに対する姿勢から基準金利・下限の適用金利にかなりのばらつきがある結果となりました。
●フラットの金利については、以下となっています。
〇フラット35(借入期間21年以上35年以下)
最頻金利に対する上昇率は、融資率に関わらず0.02%の上昇となりました
<最頻金利>
融資率9割以下 1.870%
融資率9割超 1.980%
〇フラット20(借入期間20年以下)
最頻金利に対する上昇率は、融資率に関わらず0.02%の上昇となりました
<最頻金利>
融資率9割以下 1.480%
融資率9割超 1.590%
〇フラット50(借入期間36年以上50年以下)
最頻金利に対する上昇率は、0.02%の上昇となりました
<最頻金利>
融資率9割以下 1.990%
※以上の情報は、調査時点のものであり、金利比較については同条件、もしくは似た条件で借入した際の情報となります。
条件やお客様の状況により変更になる可能性がございますので、あくまで参考としてご覧ください。
最近は、変動金利の上昇傾向に伴い、固定金利型のフラットを利用させれる傾向が高くなっています。そして変動型金利を住宅ローンの融資を受けていた方が固定型に乗り換える方も多く、フラットに借り換えをされるお客様が増えているという情報も入ってきております。
住宅のご購入を検討されているお客様につきましては、物件の価格動向に加え、金利の動向、経済の状況もしっかりウォッチした上で、ご自宅購入の計画作成をお願いします。
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