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賃貸マンション家賃、5エリアの全面積帯で前年上回りました!

  • 合同会社ヴァンノライフ
  • 8月28日
  • 読了時間: 2分

 不動産情報サービスのアットホーム株式会社は、27日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2025年7月)を発表しました。


 入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義し、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市の全13エリアを調査しました。調査・分析はアットホームラボ株式会社が実施しました。


 賃貸マンションの面積帯別の平均募集家賃前年同月比上昇率トップは、


  30平方メートル以下(シングル向き)が東京23区(前年同月比10.4%上昇、平均家賃10万3,265円)、

  30~50平方メートル(カップル向き)も東京23区(同11.4%上昇、同16万8,765円)、

  50~70平方メートル(ファミリー向き)は福岡市(同17.2%上昇、同12万4,935円)、

  70平方メートル超(大型ファミリー向き)は東京23区(同6.8%上昇、同39万261円)


となりました。


 平均募集家賃は、東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・京都市の5エリアが全面積帯で前年同月を上回りました。また、ファミリー向きが神戸市を除く12エリアで前年同月を上回りました。中でも東京23区・札幌市・京都市・大阪市・福岡市の5エリアで15年1月以降最高値を更新しました。シングル向きは東京23区が14ヵ月連続、大阪市が12ヵ月連続で15年1月以降最高値を更新しています。


 賃貸アパートは、シングル向きが福岡市(同7.7%上昇、同4万6,159円)、カップル向きが東京23区(同9.3%上昇、同11万8,243円)、ファミリー向きも東京23区(同10.7%上昇、同16万7,672円)となりました。


 カップル向きが仙台市を除く12エリアで前年同月を上回りました。中でも東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・京都市・大阪市・神戸市・福岡市の8エリアで15年1月以降最高値を更新しました。


 ここからは、私見となります。


 賃料のトレンドは、分譲住宅のトレンドに2年遅れて付いてくると言われています。分譲住宅上昇傾向が続いている中、賃料の上昇傾向も当然の流れと言えそうです。


 分譲住宅の上昇傾向、特にマンションについては、下がる要素が見つからないため、今後も上昇傾向が続く可能性があります。

賃貸物件をお探しの方に於かれましては、早めに動かれることをお勧めします。

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