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2025年5月の住宅ローン金利の傾向について

  • 合同会社ヴァンノライフ
  • 5月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月31日

 一般財団法人住宅金融普及協会の調べによりますと、2025年3月の住宅ローン金利動向は以下になります。


 主要銀行の概況としては、固定3年、5年、10年の基準金利は、各行によってまちまちではありますが、0.190%~0.250%の下落となっています。しかし優遇金利も金利に合わせて変更になっているため、実質金利は前月比で概ね大きな変動はない状況です。なお変動金利について基準金利、優遇金利とも前月比で変動がありませんでした。


 これから住宅ローンを利用してご自宅のご購入を検討されているお客様につきましては、金利動向を注視いただきご判断いただければと思います。


●大手4行の住宅ローンの標準金利は前月比で以下の傾向が見られました。

    変動:基準金利は、金利の変更はなし

       (ただし優遇金利も同じ下落幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。三井住友銀行は優遇金利の情報なし。)


  3年固定:基準金利は、概ね0.200%から0.240%の下落

       (ただし優遇金利も同じ下落幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。三井住友銀行は優遇金利の情報なし。)


  5年固定:基準金利は、概ね0.200%から0.260%の下落

       (ただし優遇金利も同じ下落幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。三菱UFJ銀行、三井住友銀行は優遇金利の情報なし。)


 10年固定:基準金利は、概ね0.190%から0.260%の下落

       (ただし優遇金利も同じ下落幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。三井住友銀行は優遇金利の情報なし。)


以上から2025年5月については、標準金利から優遇金利を差し引いた実質金利は、ほとんど変化がなさそうです。


●フラット35の金利については、以下となっています。


 〇買取型(融資率に関わらず)

  返済期間に関わらず0.012%の下落


   <最頻金利>

     融資率9割以下・返済期間21年以上 1.820%

     融資率9割以下・返済期間20年以下 1.430%

     融資率9割超 ・返済期間21年以上 1.930%

     融資率9割超 ・返済期間20年以下 1.540%


 〇保障型(融資率により異なる)

  返済期間に関わらず融資率により異なるが0.011%~0.012%の下落


   <金利>

     融資率5割以下    1.610%~1.670%

     融資率6割以下    1.590%~1.680%  

     融資率7割以下    1.610%~1.770%

     融資率8割以下    1.650%~1.820%

     融資率8割超9割以下 1.660%~1.860%

     融資率9割超     1.870%~1.970%


 金利が若干下がってきたことは、大変明るいニュースだと思います。この金利下落のタイミングで住宅ローンを利用したご購入を検討されても良いのではないでしょうか?

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