住宅ローンの不安
- 合同会社ヴァンノライフ
- 3月23日
- 読了時間: 2分
株式会社AlbaLinkは21日、「住宅ローンを組む際に感じた不安に関する意識調査」の結果を発表しました。住宅ローンを組んだことのある20~50歳代の男女249人を対象とし、1月28日~2月11日にwebアンケートにて実施しました。
住宅ローンを組む際に感じた不安を聞いたところ、1位は「将来の返済能力」(50.2%)となりました。
続いて、2位は「金利が上がりそう」(37.3%)、3位は「月々の返済額の負担」(17.7%)となり、「借りられるかどうか」の不安よりは返済についての不安が大きい人が多いという結果になりました。
回答者からのその他のコメントでは、「ローンを組んだのが40歳だったので、75歳まで返済し続けられるか不安」などの声が上がりました。
次に事前に調べた情報については、1位が「金利」で51.1%を占めました。2位は「返済シミュレーション」(22.9%)、3位は「金融機関」(10.4%)となりました。
そして重視したポイントは、「金利の低さ」が69.1%で全体の約7割を占めました。
以下「返済期間の短さ」(22.9%)、「月々の返済額」(16.1%)、「手数料の金額」(7.2%)、「金利のタイプ」(5.6%)と続いています。
また住宅ローンを組んでから後悔したことについては、1位「他金融機関を検討しなかった」が14.5%で最も多い結果になりました。
僅差で2位の「頭金が少なかった」(13.7%)となりました。次いで「固定金利にすればよかった」(13.3%)、「変動金利にすればよかった」(6.4%)、「返済期間が長すぎた」(5.6%)の順となりました。
ここからは私見になります。
「借りられるか」の不安より「将来の返済能力」を不安に感じることは、安心・安全な生活を送る上で正しく、堅実な考え方だと思います。
一方で、銀行が貸してくれる=自分は返せる能力がある と誤った認識で将来のイメージをしないまま住宅ローンを組んでしまい、結果、生活が行き詰まってしまい購入した自宅を手放す方もいらっいしゃいます。
ご自宅の購入を検討される際は、将来の人生設計をできる限り具体化して、購入後10年、20年先をイメージしてみることが非常に重要になります。
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単に不動産売買のみでなく、ファイナンシャルプランナーとしてご自宅購入後のイメージ作りのお手伝いもさせていただいております。
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