top of page

日銀金融政策決定会合と住宅ローン金利

  • 合同会社ヴァンノライフ
  • 2023年7月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月31日

久しぶりの投稿になります。


昨日、日銀の金融政策決定会合の内容について会見がありました。私たち不動産業に携わる者、そしてこれから住宅ローンを利用して住宅購入をお考えの方には、非常に気になる内容です。


内容は、今まで長期金利を0%に±0.5%の変動幅(2022年12月までは±0.25%の変動幅)に維持するため、10年物国債を無制限に毎日買い入れる「連続指値オペ」と言われる金融操作を行っています。この変動幅を±0.5%から±1.0%に引き上げる、という内容でした。


この発表によって、今までは長期金利は0.5%程度に抑えられていましたが、更に上昇する可能性がでてきました。この発表は、住宅ローンにも少なからず影響が出てくるものと思われます。


住宅ローンの金利には、固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利は、10年物国債の金利に連動し、変動金利は短期プライムレート(銀行が優良企業に対して短期(1年未満)の融資を行う際の銀行が決める金利)に連動します。


このことから私見になりますが、10年物国債の実質的な利上げから、固定金利については上昇する可能性があると思われます。一方、短期金利については、現状のまま据え置かれると思われます。


住宅ローンを利用して住宅の購入をお考えの方は、この辺りの状況も確認しながら住宅購入の計画を立てていただければと思います。


弊社では、FPコンサルティングも行っており、住宅購入計画などのご相談にも対応できます。

ご興味がございましたら、お気軽にお問合せください。

最新記事

すべて表示
住宅ローン「変動型」の利用者が79%に

(独)住宅金融支援機構は27日、住宅ローン利用者の実態調査結果(2025年4月調査)を発表しました。24年10月から25年3月までに住宅ローンの借り入れをした、20歳以上70歳未満のユーザーを対象に調査を実施し、1,397件の回答が得られました。...

 
 
 
首都圏新築戸建ての平均価格が上昇中

不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2025年5月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表しました。  同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京都(23区...

 
 
 
2025年5月の住宅ローン金利の傾向について

一般財団法人住宅金融普及協会の調べによりますと、2025年3月の住宅ローン金利動向は以下になります。  主要銀行の概況としては、固定3年、5年、10年の基準金利は、各行によってまちまちではありますが、0.190%~0.250%の下落となっています。しかし優遇金利も金利に合わ...

 
 
 

Comments


bottom of page