(公財)不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構における2024年6月の物件動向を公表しました。
既存マンション平均成約価格は3,849万円(前年同月比7.36%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は58万5,200円(同7.67%上昇)となり、共に49ヵ月連続で前年同月を上回りました。平均専有面積は67.25平方メートル(同0.01%増)と、プラスに転じた。平均築年数は25.05年(同1.50%増)と2ヵ月連続で増加し、成約件数は6,394件(同8.34%増)となりました。
既存戸建住宅の平均成約価格は2,658万円(同2.15%上昇)と、4ヵ月連続で上昇。平均建物面積は112.95平方メートル(同0.97%増)、平均土地面積は199.87平方メートル(同2.47%増)とそれぞれ増加しました。平均築年数は27.64年(同1.95%増)。成約件数は4,060件(同16.23%増)と、14ヵ月連続のプラスとなりました。
ここからは私見になります。他社の公表も含め、総じて物件価格が上昇、特にマンション価格は増加の一途のように感じます。マンションより戸建ての上昇率が低いこと、そして建物は老朽化しても土地は資産として必ず残ることを考えると、個々人の状況に応じて異なりますが、個人的には戸建の選択について比重を高くして検討いただいても良いのでは?と思います。
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