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7月の住宅ローン金利の傾向について

合同会社ヴァンノライフ

一般財団法人住宅金融普及協会の調べによりますと、7月の住宅ローン金利動向は以下になります。


主要銀行の概況としては、固定3年、5年、10年の基準金利は、各行によって上昇している銀行、下落している銀行とまちまちではありますが、優遇金利も金利に合わせて上昇・下落しているため、実質金利は概ね大きな変更はない状況です。一方で変動金利については、概ね大きな変更はない状況です。


これから住宅ローンを利用してご自宅のご購入を検討されているお客様につきましては、金利動向を注視いただきご判断いただければと思います。


●大手4行の住宅ローンの標準金利は前月比で以下の傾向が見られました。

    変動:変動なし

  3年固定:概ね0.030%の上昇から△0.100%の下落までまちまち

       (ただし優遇金利も同じ上昇幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。)

  5年固定:概ね0.020%の上昇から△0.080%の下落までまちまち

       (ただし優遇金利も同じ上昇幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。)

 10年固定:概ね0.050の上昇から△0.100%の下落までまちまち

       (ただし優遇金利も同じ上昇幅のため、優遇金利を差し引いた実質金利は概ね変動なし。)


以上から7月については、標準金利から優遇金利を差し引いた実質金利は、ほとんど変化がなさそうです。


●大手2行(みずほ銀行、三井住友銀行)のインターネット型住宅ローンの下限金利は、前月比で以下の傾向がみられました。


    変動:変動なし

  3年固定:みずほ銀行は△0.100%の下落、三井住友銀行は△0.050%の下落。

  5年固定:みずほ銀行は△0.100%の下落、三井住友銀行は△0.050%の下落。

 10年固定:みずほ銀行は△0.100%の下落、三井住友銀行は変動なし。


※三菱UFJ銀行、りそな銀行については情報なし。


●主要ネット銀行(PayPay銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、SBI新生銀行)の住宅ローンの下限金利は、銀行によってばらつきがありますが、おおよそ以下の傾向がみられました。


    変動:変動なし。

       (最低金利は住信SBIネット銀行の0.298%)

  3年固定:PayPay銀行を除き△0.050%から△0.150%の下落

       (最低金利はSBI新生銀行の0.650%)

  5年固定:△0.040%から△0.150%の下落

       (最低金利はSBI新生銀行の0.700%)

 10年固定:△0.043%から△0.150%の上昇

       (最低金利はSBI新生銀行の0.950%)


●フラット35の金利については、以下となっています。


 〇買取型(融資率に関わらず)

  返済期間21年以上 △0.010%の下落

  返済期間20年以下 △0.010%の下落


 〇保障型(融資率に関わらず)

  返済期間21年以上 △0.010%の下落

  返済期間20年以下 △0.010%の下落


住宅のご購入を検討されているお客様につきましては、今後の金利の動向をしっかりウォッチした上で、金利タイプや借入条件の選択をお願いします。


なお弊社では、銀行からの金利優遇キャンペーンの情報をいただいており、場合によって上記より低い金利での住宅ローンのご紹介が可能です。


弊社でご自宅購入の仲介をさせていただきましたお客様には、こちらの金利優遇キャンペーンをご紹介させていただきます。


お気軽にお問合せください。。

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