(公財)東日本不動産流通機構は7月10日、2024年6月の首都圏不動産流通市場動向を発表しました。
同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は3,259件(前年同月比4.8%増)と13ヵ月連続で前年同月を上回りました。都県別では東京都1,818件(同6.4%増)、神奈川県714件(同0.8%減)、埼玉県346件(8.5%増)、千葉県381件(5.0%増)と、神奈川県を除き前年同月を上回りました。
1平方メートル当たりの平均成約単価は77万9,500円(同7.9%増)。前年同月比で50ヵ月連続のプラスとなり、成約価格は4,956万円(同7.5%増)と49ヵ月連続で前年同期を上回りました。一方平均専有面積は63.57平方メートル(同0.3%減)でした。
新規登録件数は1万5,845件(同4.4%減)と4ヵ月連続で前年同月を下回り、在庫件数は4万4,722件(同2.5%減)と2ヵ月連続で前年同月を下回りました。
既存戸建ての成約件数は1,302件(同14.4%増)と2桁増、平均成約価格は4,016万円(7.1%増)と5ヵ月連続で上昇しました。
ここからは私見になります。金利上昇というマイナス要素がありますが、それを上回る勢いで成約件数が伸びているようです。今後物件価格が下がる要素は少なく、購入するなら更に物件価格が上がる前に購入しよう、という考え方に基づく行動のように思います。
ご購入をお考えの方は、作戦を良く練った上で購入有無のご判断をいただければと思います。
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