東京都の新設住宅着工が4ヵ月ぶりに増加
- 合同会社ヴァンノライフ
- 4月12日
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東京都はこのほど、2025年2月の新設住宅着工統計を発表しました。
同月の新設住宅着工戸数は1万292戸(前年同月比3.7%増)と4ヵ月ぶりに増加しました。
利用関係別では、持家が1,059戸(同2.4%減)で3ヵ月連続の減少、貸家は5,337戸(同4.8%増)と2ヵ月連続の増加しました。そして分譲住宅は3,885戸(同5.4%増)と4ヵ月ぶりに増加しました。このうち、マンションは2,413戸(同8.5%増)と6ヵ月連続の増加、一戸建ては1,401戸(同1.1%減)と4ヵ月連続の減少となりました。
地域別では、都心3区は1,346戸(同169.7%増)と2ヵ月ぶりの増加、そして都心10区は2,897戸(同37.2%増)と2ヵ月ぶりの増加となりました。区部全体では7,799戸(同0.9%減)と2ヵ月ぶりに減少しました。市部は2,461戸(同20.8%増)と4ヵ月ぶりの増加となりまし
ここからは私見です。
相変わらずマンションの人気が高いようです。ただマンションには、固定費となる管理費と修繕積立金がかかり、戸建住宅と比べると居住コストが多くかかる傾向があります。
今後も続くであろう物価上昇で、固定費である管理費、修繕積立金が更に増加が発生する可能性があります。マンションのご購入を検討されている方は、この点を認識いただいた上でのご購入の検討をされてください。
合わせて市部が前年同比で20.8%と大幅な増加となっています。区部のマンション価格高騰で、ご購入を検討されている方が市部を候補に入れ始めたということでしょうか? 市部でも都心にアクセスの良いエリアは価格が高騰している状況です。
この辺りも踏まえてご購入の検討をお願いします。
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