日銀は7月30~31日の金融政策決定会合で政策金利を0.15%引き上げ年0.25%に引き上げることを決定しました。前回の金利引き上げ時は0.1%の引き上げということもあり、各銀行の短期プライムレート(優良企業に貸し出す短期金利)の引き上げは行われてきませんでした。
しかしながら今回の政策金利の利上げにより、いち早く三菱UFJ銀行が0.15%引き上げ、従来の1.475%から1.625%へと利上げを発表しました。短期プライムレートの引き上げは17年ぶりとのことです。これに合わせて他行も三菱UFJ銀行以外の大手行も短期プライムレートの引き上げを「8月中にも決める」見通しとのことです。
短期プライムレートは住宅ローン変動金利に連動させているケースが多いことから、9月以降、変動金利型住宅ローンの金利上昇が懸念されます。このため、ご自宅の購入を考えている方、現在変動金利型住宅ローンを利用している方につきましては、今後の住宅ローン金利情報を注視する必要がありそうです。
今後の住宅ローン金利の情報については、こちらのブログでも情報提供させていただきます。
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